若手現場監督の育成支援を通じて建設業の未来を切り開きます

施工図の重要性を伝えないと、新人が成長しない理由

藤原 眞哉
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藤原 眞哉
新人・若手現場監督育成支援 アーキラーニング合同会社 代表 現場監督として20年以上のキャリアを積む。 新人・若手の成長には早期の基礎教育が必要不可欠という信念のもと、 世界一わかりやすい基礎講座を目指している。

こんにちは!

新人、若手現場監督の教育、育成について
日々研究の藤原です。

今回は、施工図の話です。

施工図の重要性を伝えないと
新人が成長しない理由について解説します。

あなたは、施工図の重要性をちゃんと伝えてますか?

ちゃんと伝える→理解させる、、ですよ。
「施工図は大事だからな、以上!」

まさか、こんな感じじゃないですよね?

相手に理解させるには、

根拠が必要です。

根拠とは、理由と結果です。

それがないとどういうデメリット、損失が生じるのか?
それがあるとどういうメリット、利益があるのか?

という説明です。

それでは本題。

施工図の重要性を伝えないと、新人が成長しない理由、
それは、、、





検討する力がつかない

設計者と話ができない

広い視野がもてない

からです。

検討する力がつかないとは

論理的思考力が身につかないということです。

あーするとどうなる?
こうしないとそうならない?
こうすれば、そうなるのか!

なんか意味不明な感じですが、施工図をチェックする
または、施工図を描く場合、

さっきのような思考を頻繁に繰りかえします。

そうすることで、考え抜く力、すなわち検討する力が
身についていきます。

逆に、施工図をそのまま職人に渡す、自分で
解ろうとしないなら、

起こる不具合に、その都度その都度対処法を考える
場当たり的な思考しか身につかなくなってしまいます。

一見、処理能力がつくのでいいんじゃないかと
思ってしまいますよね。

だめなんです。

不具合が起こってしまってるんですから。

不具合を解決する、時間と人とお金がかかるんです。

だから基本は、
不具合が発生しないように

事前に検討する力が大切なんですね。

 

設計者と話ができないのは

より高次のコミュニケーション力が身につかないということです。

ふつう現場内で設計者と話をするのは、
現場所長や主任以上の場合がほとんどです。

新人現場監督は、まず設計者と話をすることがありません。

話すネタも必要もないからですね。

現場の所長や上司、職人さんとの話は
いわば普通の、当たり前に必要なコミュニケーションです。

でもいつかは、設計者と話す必要がでてきます。
それは、それまでとは違う新たなコミュニケーションとなります。

とっかかりは、

「〇〇の施工図ですが、チェックお願いします」とか
「設計図のここは、施工図では〇〇という納め方になりますが問題ないですか?」とか

図面に関しての話です。

つまり一部相手の領域にまたがったコミュニケーションなんですね。

自分の領域だけでなく、相手の領域にも踏み込んだ話が
できるようになるか、ならないかということです。

 

広い視野がもてない

それは、

他との関係性が認識できないということです。

施工図をしっかり見るようになると、
そこにはいろんな施工図同士が関係しあってるのが
解るようになります。

この欠き込みは、金物のAという納まりのためである、、とか

この長さは、キッチンユニットのBの寸法が関係しているから
縮めてはいけないな、、とか

これを施工図を深く理解せずに、
現場の現物のみで理解しようとしても

無理ですよね。

出来上がってから、ああ、そうか、そういう意味かー
で終わりです。

施工図を理解すると、現場のなかのさまざまな物事の関係が
それぞれの立場で事前に理解できるようになります。

 

施工図の重要性を伝えないと、新人が成長しない理由

それは、それぞれ右の言葉に
置き換えることができます。

検討する力がつかない→論理的思考力が身につかない

設計者と話ができない→より高次のコミュニケーション力が身につかない

広い視野がもてない→他との関係性が認識できない

新人が成長するには、このような力を
身につけていく必要があります。

このようなことを、一回だけじゃなくて
何回も説明しないといけません。

言うではなくて、理解させてこそ
教えたということですから。

こつこつ継続してがんばりましょう!

今回も読んでいただき、ありがとうございました。

アーキラーニングは、若手現場監督の育成支援を通じて
建設業の未来を切り開きます。

 

 

 

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新人・若手現場監督育成支援 アーキラーニング合同会社 代表 現場監督として20年以上のキャリアを積む。 新人・若手の成長には早期の基礎教育が必要不可欠という信念のもと、 世界一わかりやすい基礎講座を目指している。

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