若手現場監督の育成支援を通じて建設業の未来を切り開きます

2017新入社員の意識調査から見えること、その2

藤原 眞哉
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藤原 眞哉
新人・若手現場監督育成支援 アーキラーニング合同会社 代表 現場監督として20年以上のキャリアを積む。 新人・若手の成長には早期の基礎教育が必要不可欠という信念のもと、 世界一わかりやすい基礎講座を目指している。

 

こんにちは!

若手現場監督の育成について
日々研究の藤原です。

今回は、前回の続きです。

2017年新入社員の意識調査の考察です。

前回記事はこちら。

5つの質問と回答から見えたこと。

最初に結論です。



2017年の新入社員は
仕事に必要なスキルや知識が大切だと考えており
ほどよい距離感をキープしつつ
個々に丁寧な指導をしてもらって
コミュニケーション力・専門知識を身につけて
成長できればいいなーと思っている

人たちだということです。

前回は、質問5つのうち、

Q1:あなたが社会人として働いていく上で大切にしたいことは何ですか?

Q2:あなたはどのような特徴を持つ職場で働きたいですか?

この2つについて見ていきました。

今回は残りの3つについて、見ていきます。

 

個人を認めて丁寧に
Q3:あなたが上司に期待することは何ですか?
選択肢(選択率順)  2017年  2016年  2015年  昨年との比較(pt)  5年間の比較(pt)
相手の意見や考え方に耳を傾けること 47.0% 47.1%  48.1% -0.1 ↓  0.6 ↑
一人ひとりに対して丁寧に指導すること 40.1%  39.3%  36.1%  0.9 ↑  7.3 ↑
好き嫌いで判断しないこと 33.2%  31.9% 29.0%  1.4 ↑   2.6 
言うべきことは言い、厳しく指導すること 28.6% 30.8% 35.8% -2.2 ↓  -9.5 ↓
仕事に情熱を持って取り組むこと 28.2% 29.9% 30.0% -1.8 ↓  -6.8 ↓
      以下 省略

 

ここで注目は、1位、2位、4位です。

まず、一方的な命令・指示はごめんですということ。

次に、放任主義じゃなく丁寧に教えてもらいたいということ。

そして、厳しい指導を求める割合はどんどん減っているということ。

これを見て、「何を甘ったれたことを!」と思うのは勝手ですが
この現状に対応していかないと

若い人はやめていくし、そもそも入社してくれないでしょう。

まずは、あなたの意識を変えていくことが必要です。

 

苦手・不足を補いたい?
Q4:あなたがこれから身につけたい・伸ばしたいと思っている力は何ですか?
選択肢(選択率順)  2017年  2016年  2015年  昨年との比較(pt)  5年間の比較(pt)
コミュニケーション力 62.7% 61.5%  62.5% 1.2 ↑ -1.3 ↓
専門知識 32.2%  33.6%  32.6% -1.4 ↓  -1.6 ↓ 
マナー 27.5%  24.6% 27.2%  2.9 ↑   0.8 
論理的思考力 25.0% 26.4% 27.5% -1.4 ↓  1.9 ↑
プレゼンテーション力 25.0% 28.4% 29.1% -3.4 ↓  -6.8 ↓
      以下 省略

コミュニケーション力が圧倒的です。

つまり、得意ではない、苦手だと思っているが
そのままではダメだ、、と感じているわけです。

まぁ新入社員にかぎらず、コミュニケーション力が高いと思ってる人が
どれだけいるんでしょう?

だから、コミュニケーションがうまくとれないのは、当たり前なんです。

そして、相手の方にだけ原因があるわけではないということです。

2位が専門知識です。

学生時代に学んだことは、一般知識で、それだけではあきらかに不足している、
仕事する上で、うまく回すためには専門知識が必要だとわかっているんですね。

 

自分の成長が不安?!
Q5:あなたが仕事・職場生活をする上で不安に思っていることは何ですか?
選択肢(選択率順)  2017年  2016年  2015年  昨年との比較(pt)  5年間の比較(pt)
仕事についていけるか 62.5% 62.3%  61.7% 0.2 ↑ 2.2 ↑
自分が成長できるか 39.5%  35.9%  35.3% 3.7 ↑  3.2 ↑ 
先輩・同僚とうまくやっていけるか 36.3%  37.2% 38.0% -0.9 ↓  -3.5 ↓
私生活とのバランスが取れるか 33.0% 32.0% 30.5% 1.1 ↑  2.7 ↑
上司とうまくやっていけるか 29.6% 27.9% 25.1% 1.7 ↑  1.9 ↑
      以下 省略

 

1位の「仕事についていけるか」は、例年通りということです。

注目は、2位の「自分が成長できるか」です。
初めて2位となり、調査開始以来最高値らしいです。

成長できるか不安ということは、
裏を返せば、成長したいということです。

今までみてきた感じでは、表立った意欲や責任感が
ないようにも思えますが、

実際は、仕事をうまくこなしたい、
成長していきたいと、心に秘めているんです。

 

見えたこと

最初に述べましたが、
もう一度言います。

2017年の新入社員は
仕事に必要なスキルや知識が大切だと考えており
ほどよい距離感をキープしつつ
個々に丁寧な指導をしてもらって
コミュニケーション力・専門知識を身につけて
成長できればいいなーと思っている

このような特徴をもつ、新入社員・若手が
多くなってきているわけです。

傾向がわかれば、対策も講じることができますよね。

長くなりましたので、対策については
また別の機会に取り上げます。

今回も、お読みいただきありがとうございました。

アーキラーニングは、若手現場監督の育成支援を通じて
建設業の未来を切り開きます。

 

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