若手現場監督の育成支援を通じて建設業の未来を切り開きます

報・連・相より教えるべきは、ソラ・アメ・カサ?!

藤原 眞哉
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藤原 眞哉
新人・若手現場監督育成支援 アーキラーニング合同会社 代表 現場監督として20年以上のキャリアを積む。 新人・若手の成長には早期の基礎教育が必要不可欠という信念のもと、 世界一わかりやすい基礎講座を目指している。

こんにちは!

新人、若手現場監督の教育、育成について
日々研究の藤原です。

今回は、SQDC管理の話。

報・連・相より教えるべきは、ソラ・アメ・カサ?!というテーマです。

?!とつけているのは、最近入手した情報であり、
言い切るほど定着していないから。

人事・戦略コンサルタント 松本利明氏の著書
「ラクして速いが一番すごい」

この本を読んで(まだ途中)

新人、若手を育てるうえで
なるほどなーと思える点も多々あるので、

今回紹介したいと思います。

ソラ・アメ・カサとは?




・空(ソラ)を見ると曇ってきた【事実】

・雨(アメ)が降ってきそう【洞察】

・傘(カサ)を持っていこう【打ち手】

という一連の流れのことです。

 

報連相の弊害

長らく日本のビジネス社会で教えられてきた、
定番中の定番。

報・連・相とは

・報告 上司からの指示・命令に対して部下が
    経過や結果を知らせること。

・連絡 簡単な情報を関係者に知らせること。
    そこに自分の意見や憶測は入らない。

・相談 判断に迷うときや意見をきいてもらいたい時などに
    上司や先輩・同僚に意見を聞き、アドバイスをもらうこと。

とあります。

弊害というか改めて考えてみると
なんかスピード感がないですね。

ほかにも報告というと、たくさんの資料がいりそうとか
相談ばかりで、主体性がなくなりそうとか。

どうも、報・連・相という
システムというかツールを使うことが

目的化しがちなんですね。

 

ソラ・アメ・カサが優れている点

そもそもこのソラ・アメ・カサは、
世界的コンサルティング会社の日本オフィスが
考えたフレームワークです。

だからすごい!

なんてことは言いません。

状況把握→考察→行動

この一連のプロセスがセットになって
スピード感がある!

これが優れている点です。

じゃあ、現場ではどう使うのか?

RCの躯体工事を例にとってみましょう。

上司からの指示は

「〇月△日に1階のコンクリートを打設せよ」だとします。

まず報・連・相で見てみます。

報告 「鉄筋工事が予定より遅れている」

連絡 型枠大工、電気工、設備工などに
   「ちょっと配筋が遅れてます」

相談 鉄筋工の増員も間に合わないみたいで
   大工も増員できないようです。
   どうしたらいいですか?

結局、生コンやポンプの再手配が後手となり、
コンクリート打設が7日遅れた

次にソラ・アメ・カサで見てみましょう

ソラ 「鉄筋工事が予定より遅れている」

アメ 鉄筋工や大工の増員ができない場合、
   予定日には間に合わない。
   コンクリート打設日をずらさないといけなくなるかも。

カサ まず、生コンやポンプの予定変更ができるか
   確認して、仮予約を入れておこう

結局、増員できなかったが、それを見越して
   仮予約した3日遅れの打設となった。

といった感じでしょうか?

アメの使い方に注意する

気をつけないといけないのは、アメの考え方です。

どうしても問題点解決や原因追及に走ってしまうからです。

上の例の場合、

配筋工事が遅れるのは足場が使いにくいからでは?とか
増員できれば取り戻せるのでは?などです。

たしかに原因追及も大切ですが、

大事なのは、「どうなりそうか」と考えることです。

つまり未来予測ですね。

そうすれば、そうならないためには、どうするか?
という思考に進むことができます。

それがカサ【打ち手】になるんです。

新人、若手に教えるべきは

報連相を守れといっても、うまくいかない、
なんかピンとこない、

もしそうなら、

・空(ソラ)を見ると曇ってきた【事実】

・雨(アメ)が降ってきそう【洞察】

・傘(カサ)を持っていこう【打ち手】

この一連のプロセスを教えてみるのも
有効ですね。

どうしたいのか?どうするべきなのか?

そういう思考が身につけば、
成長も早くなると確信しています。

今回も読んでいただき、
ありがとうございました。

アーキラーニングは、若手現場監督の育成支援を通じて
建設業の未来を切り開きます。

 

 

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