若手に理解させたい、配筋詳細図の重要性!

若手現場監督育成支援アーキラーニング
こんにちは!

新人・若手現場監督の教育・育成について
日々研究の藤原です。

 

健康診断を受けました。
基本検査のほかに、

いろいろオプションで検査項目が
選べるようになってます。

無料も有料もありますが、
めんどくさがってオプションつけない
人ってけっこういるんじゃないでしょうか?

私は、出来る限りつけます!
多少費用はかかるんですが、

こういう機会でもないと、
自分の体、しっかり診ないですしね。

こういうのもチャンスを生かす・・
ということになる・・と思いますよ(笑)

 

さて、今回は施工図テーマです。
配筋詳細図について書きます。

地味ですけど、重要な図面です。

でも、施工図を外注してたりすると、
まったく関わることがないかも
しれない図面ですよね。

でも理解してるかしてないかで、
現場の品質は、大きく変わります。

題して、

若手に理解させたい、配筋詳細図の重要性!

はい、そのまんまですね(笑)

でもほんと、早いうちに、
理屈と重要性を教えておく必要があります。

もし、配筋詳細をすっとばして、
現場を進めていくと・・

最悪、壊してやりなおし!
になるかもしれません。

そんなオオゴトになるの?
と思いますよね。

くわしく書いていきますので、
続きを読んでみてくださいね。

 

構造図は、もともと納まっていない

いきなり衝撃的なコトバですが、
おおむね事実です。

設計図の構造図には、

基礎や柱、梁などの
構造部材のリストが載ってますね。

これらの配筋仕様、
つまり主筋の径や本数、ピッチ

部材の大きさなどは、
構造計算に基づいて決まります。

ひとつひとつの部材は、
鉄筋のあきなど必要寸法は
確保されているので、

ちゃんと成立してます。

問題は、
実際に配筋する場合なんですね。

基礎を配筋して、
柱を配筋して、
そこに梁が接続されて・・・

もうすごい本数の主筋が
入り乱れます。

そうするとですね、
もともと決められた、柱・梁の大きさで
角や面を合わせて配筋すると、

鉄筋同士のあき寸法が確保できなかったり、

末端のアンカー部分(折り曲げた部分)の
納めるスペースがなかったり・・

タテとヨコの主筋が同一面上にあって、
どちらかずらさないといけない・・

そういうことになるんです。

これは
そこまで構造設計で
検討しないので、

どうしても出てくる問題です。

逆に、そうなることがわかったうえで、
じゃあ、どういう具合に納めていくか・・

ということを、現場で検討していかないと
いけないわけです。

 

検討無しにいきなり施工は無謀

この検討の手間をめんどうに思って、

組めば(配筋すれば)なんとか
なるだろう・・・

そう思ったとしますね。

で、現実は、
「監督さん、納まらんよー」
と、鉄筋工なり型枠工が

言ってくることになります。

異形鉄筋なので、
簡単にずらしたりできないので、

組みあがってしまったら、
是正はそうとう手間がかかります

というよりも、
組みなおして納まるものでも
ないんですね。

納まるような躯体寸法、
部材のフカシなど、

事前に検討しておかないと、

加工したスターラップがかからない、
加工した型枠やセパが使えない、

すべてやり直し・・・

最悪そんな結末が待ってる
わけなんです。

 

一カ所だけでなく、全体を網羅する

じゃあ、一番複雑そうな一カ所を、
詳細図書いて、検討しておこう・・

そういう考えも出てくるかもしれません。

しかし、
気休め程度の効果しかないんです。

すべての接合部分で
詳細検討が必要です。

なぜなら、
柱と柱は、梁でつながってるわけですから、
梁の主筋がつながってるわけです。

たとえば、
A通りの柱とB通りの柱の
主筋本数が違うかもしれないし、

接続してくる梁の種類も、
違う場合があります。

となると、
部分によって、条件が
ぜんぜん違うわけです。

そして、階数によっても
柱や梁の仕様、梁の位置が
変わったりします。

結局、
すべての部分で詳細を描いて、
全体で検討しないと、
意味がないんです。

だから、
本来、配筋詳細図は

すっとばせるようなモノではなく、
基本になる最重要図面であるわけです。

この重要性を、若手現場監督に、
しっかり認識してもらわないと、

たびたび現場で納まらない、

配筋が納まるように、後手後手で
躯体を作ったら、

意匠的にまったく納まりが
つかなくなる・・・

そういうことに
なってしまうんですね。

 

若手に理解させたい、配筋詳細図の重要性

実際の躯体工事で、
配筋詳細図を職人さんが使うわけでは
ありません。

位置づけとしては、
躯体図の補助ということに
なるでしょう。

しかし、
配筋詳細図なしに、

正しく納まる躯体図が
存在することはないんです。

そんな躯体図で施工しようものなら、
あちこち納まらなくなって、

収集がつかなくなります。

だから、
若手に理解させたい、配筋詳細図の重要性!
ということです。

部分の詳細を検討しながら、
かつ全体も納まるように考える。

この理屈を早いうちから
身につけて、

無策にやって、結局直すという、
後手の管理を脱却しないと、

施工品質もあがらないし、
当然、利益もあがらないわけですね。

今回も読んでいただき、
ありがとうございました。

アーキラーニングは、
若手現場監督の育成支援を通じて、
建設業の未来を切り開きます。

 

 

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