若手現場監督の育成支援を通じて建設業の未来を切り開きます

新人現場監督がレベルを見るときのミスを減らす意識を教える

藤原 眞哉
WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
藤原 眞哉
新人・若手現場監督育成支援 アーキラーニング合同会社 代表 現場監督として20年以上のキャリアを積む。 新人・若手の成長には早期の基礎教育が必要不可欠という信念のもと、 世界一わかりやすい基礎講座を目指している。

こんにちは!

新人・若手現場監督の教育・育成について
日々研究の藤原です。

今回は、測量の話です。
土木と違って、本格的な測量ではなく、

レベルやトランシット、光波を
使う場合の注意点ですね。

あなたは、
レベルを見る時、ミスを減らす
どんな工夫をしてますか?

そして、それをちゃんと教えてますか?

意外と根本的なところで
ミスが起こってる場合があるんです。

それは、




見えていないかもしれない!

そんな根本の話かよ!って思われましたか?

でも、ミスじゃなくても
大きな誤差となることがあります。

解決するには、

よく見えるようにする。
見えないなら見えないと言う。

言葉にすると、あたりまえすぎて
ばからしい感じですが、

ちょっと説明していきます。

 

自分が見えれば相手も見えると思い込む

レベルを例にしてみます。

何かの高さを見る時に、新人や部下の現場監督が
レベルを見て、先輩側が手元というか、ターゲット側
というパターンが多いです。

で、進め方なんですが、

これって、けっこう人によって
やり方が違っていて、

最初に教えてもらったやり方が
その人の流儀というか、スタンダードになったりします。

メジャーをそのまま直に使う人、

目地棒や桟木に、テープを巻く人

丁寧なバカ棒を作る人

ちなみに私は、上図のようなバカ棒をよく作ってました。

これは、型枠大工さんに教えてもらったかも
しれません。

このそれぞれの準備段階で、ミスを誘発する要素が
ありますよね。

スケールを直読みすると、読み間違いの
リスクがあります。

テープを巻き付ける場合、
テープの上端なのか、下端なのか、

間違うと、15mmぐらいズレます。

そして、鉛筆で横線だけ引いたもの。

実に、見にくい。

距離が近いあいだは、良く見えてます。

だんだんと、遠くに行く。
もしくは、暗くなってくる、、など。

そうすると、ぼやーっとしてくるんですね。
これは、乱視が影響してるかもしれません。

とにかく、確実に見えてるとき確実には
見えていないときがある。

で、急いでたり、キリのいいところまでやろうとしたり、
しょっちゅう、見えてないと言いにくいなど、、

さまざまな理由で、確実に見えてない状態で
測量してしまうことが、あるってことです。

これは非常にマズイですよ。

間違いのまま行って、大変なやり直しに
なるかもしれませんから。

 

頭の中だけでやると勘違いのリスクあり

そして、もうひとつが、
計算です。

レベルの設置高さが、メーター上がりから352で、
記したいポイントは、GL+1500で、、、

なんてことを頭の中だけで、計算して
スケールの148見てなーってやり方。

それほんとに合ってますか?
上下逆に計算してませんか?

私は、必ずレベルブックにレベルの絵を描いて
測った数値で、線を引いて、

それぞれの高さ関係を、見える化して確認します。

こんな↓感じ。

これはクセになってます。

そんなに時間がかかるもんでもありません。
しかもミス軽減効果は、バツグンです。

つまり、こういう意識があるかないか、、です。

他のやり方をされてる人もいるでしょう。

自分は、間違うんだ、と認識して
いかにそのリスクを減らそうと工夫するか。

そして、こういう意識や工夫を
新人や若手現場監督に、どんどん
教えているのかってことです。

新人現場監督が、レベルを見る時のミスを減らす意識を教える

まず、見えていないことがあることを知る。

つぎに、読み取りミスをしないやり方を工夫する
それはバカ棒の工夫であったり、照度確保であったり。

そして、確実に見えていないなら、見えないとはっきり言う
相手に悪いなーとか、レベルを据えかえる時間が申し訳ないなーとか、

そういう遠慮は命取りですから。

上司は当たり前でも、「ちょっと見えにくいなら
見えないってちゃんと言えよ!据えなおす手間より
間違った高さを記すほうが問題だからな」と、

ひとこと言ってあげるようにすべきですね。

もうひとつは、
計算によるミスを防ぐ工夫をする。

これ意外とはしょりいがちです。

最後に、それらすべての意識と工夫を、
ちゃんと新人・若手に教えること。

こういうことは、細かいようですが
とても大切なことですから。

今回も読んでいただき、
ありがとうございました。

アーキラーニングは、若手現場監督の育成支援を通じて
建設業の未来を切り開きます。

 

 

 

 

 

この記事を書いている人 - WRITER -
藤原 眞哉
新人・若手現場監督育成支援 アーキラーニング合同会社 代表 現場監督として20年以上のキャリアを積む。 新人・若手の成長には早期の基礎教育が必要不可欠という信念のもと、 世界一わかりやすい基礎講座を目指している。

Copyright© 現場監督育成アーキラーニング , 2018 All Rights Reserved.