若手現場監督の育成支援を通じて建設業の未来を切り開きます

仮設電気の計画は、若手に細部まで意識させる!

藤原 眞哉
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藤原 眞哉
新人・若手現場監督育成支援 アーキラーニング合同会社 代表 現場監督として20年以上のキャリアを積む。 新人・若手の成長には早期の基礎教育が必要不可欠という信念のもと、 世界一わかりやすい基礎講座を目指している。

仮設電気工事は、細部まで決めておく

若手現場監督育成支援アーキラーニング
こんにちは!

新人・若手現場監督の教育・育成について
日々研究の藤原です。

 

困難を予期するな。
決して起こらないかもかも知れぬことに
心を悩ませるな。
常に心に太陽を持て。
ベンジャミン・フランクリン アメリカの政治家

やる前から、
どうなるかわからない未来のことに
必要以上にビビるのは、時間のムダですよー。

はい、今回は躯体テーマです。
仮設電気工事について、書きます。

工事を進めるうえで、
電源は必ず必要ですよね。

広い現場、上に高い現場、

現場の状況によって、
仮設電気の計画は違ってくるし、

作業環境に、いろいろと影響を与えますよね。

そこで今回の提言は、

仮設電気の計画では、若手に細部まで意識させる!

なぜなら、
おおざっぱな仮設計画ばかりやってると、

本来の工事管理が雑になる!
からです。

おおざっぱな思考は楽なので、
考え抜く力がつかなくなって
しまうからなんですね。

では、詳しく書いていきます。

 

電気はよくわからない・・という思い

建築のことはわかるけど、
電気や設備のことは・・・苦手・・

多くの現場監督は、
そうですよね。

特に最近は、

仮設電気の計画も、
電気業者におまかせで、

自分で計画しないことも多いですから。

ワットだ、アンペアだ、ボルトだ・・・

中学や高校で習ったけど、
すっかり忘れてます。

いきなり計算して、
作業員の人数が・・・
使う電動工具は・・・
電灯と動力の比率は・・・

はい、お手上げです。(笑)

こういうのは、集中して覚えれば
そこまで難しくないんですが、

たまーにやるから、すぐ忘れる。

だからいつまでも苦手な
思いが抜けません。

なら、
しっかり電気のこと学びましょう!

というようなことは、
言いません。

おそらく、そんな余裕はないし、
意欲もわかないと思います。

だから、
仮設電気の計画は、

電気業者の協力を得て、
やることでいいと思います。

方針は自分で決めないといけない

とはいえ、
概要とか、方針は、

こちらで決めないといけませんよね。

・何か所分電盤を設置するのか、
・何フロアー毎に分電盤を設置するのか、
・各室仮設電灯を計画するのか、
・スラブに仮設を打ち込んで天井から
 出すのか、床から立ち上げるのか、

これらの方針を決めます。
そのうえで、

容量的なこと、仮設電気の予算のこと、
などなどを、相談しなふがら、

最終的な計画にしていくわけです。

この仮設電気工事、

人それぞれ考え方や、
いままでの経験も違うので、

これが正しい!というのはなくて、

こうしたい!という思いが
優先されますよね。

過去に、仮設コンセントが少なくて
職人さんからさんざん文句言われた・・・とか、

しょっちゅうブレーカーが落ちて、
そのたび復旧するのが大変だった・・・とか、

自分が計画するときは、
そういうことがないように、

快適な作業環境にしたい!

そういう思いが
計画に反映されていくわけです。

会社によって、
仮設の方針が決まってる場合もありますが、

そこは現場におまかせなら、

余計なコストかけずに、
なおかつ快適な作業環境にしたいもんです。

 

細かいところまで意識する

そうこうして、方針も決まり、

実際に現場で仮設電気工事が
進んでいくわけですが、

ここで大事なことがあるんです。
最初にも言いましたが、

細かいところまで意識するってことです。

具体的にどういうことなの?
と思いますよね。

例えば、敷地外の電柱から、
電気を引き込んで、検針メーターがあって、

そこから最初の分電盤、
そして、仮囲いに数カ所分電盤を設置するときに、

地べたに電線を這わせてませんか?

分電盤を支持するフックのような金物。

安全のカタログにいくらでも載ってます。

足場に設置するとき、
どの位置、どの高さが、

最も使いやすいか、
または、
そこを避けないと著しく使いにくい箇所はどこか。

脚立に分電盤つけたり、
投光器用のスタンドがまったく用意
されてなかったり。

ひとつひとつは、
細かいことです。

でも、
積み重なると、

よい作業環境の現場になるか、
だらしない、使いにくい環境の現場になるか、

大きく差がでてきます。

ようするに、
これをしないとどうなるのか?
また、
これをするとどうなるのか?

そういう細かい意識が、
あるかないかで、

最終的な結果が、
変わってしまうということなんです。

そして、
重要なのは

この細かく考えていくというのは、
訓練であり、習慣であるので、

やらないクセがついてしまうと、
まったく細かく考えようという

発想にならなくなってしまうんですね。

どうせ仮設だから、余計なお金かけなくても・・
ちょっとぐらい、職人さんも我慢できるだろう・・

そう思って計画を重ねていくと、

今までやってたから今回もそうしてる、
その次元で思考が止まるんです。

この発想は、本来の工事管理にまで
影響してきます。

だってそうですよね。
その人の思考って、

その人の行動を決めますから。

仮設工事は適当だけど、
他の管理は、十分検討して入念にやる・・

はたしてそんなこと、あるんでしょうか?

雑な人は、全体的に雑だし、
細かい習慣がついてる人は、全体的に
細かく考えていくでしょう。

そういうもんです。

だから、
仮設・本設ということでなく、

工事に影響を及ぼすなら

仮設といえど、細かいところまで、
意識することが重要なんですね。

 

仮設電気の計画では、若手に細部まで意識させる

仮設計画の中の、
仮設電気工事。

もし若手が計画することになったら、
気をつけたいことがあります。

それは、
仮設電気の計画では、細部まで意識させる!

たとえ仮設でも、
細部まで意識するかしないかで、

作業環境は大きく変わります。

そして、
細部まで意識する習慣を
つけていかなければ、

楽な思考が身に付いてしまい、
本来の工事管理が、徐々に雑になっていく

そんなリスクがあるんです。

細部まで意識することは、
訓練で身に付くものなので、

指導の際は、細部意識を
心がけましょう!

今回も読んでいただき、
ありがとうございました。

アーキラーニングは、若手現場監督の育成支援を通じて、
建設業の未来を切り開きます。

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