若手現場監督の育成支援を通じて建設業の未来を切り開きます

若手の仕事に対するコトバが、成長の芽を摘む!?

藤原 眞哉
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藤原 眞哉
新人・若手現場監督育成支援 アーキラーニング合同会社 代表 現場監督として20年以上のキャリアを積む。 新人・若手の成長には早期の基礎教育が必要不可欠という信念のもと、 世界一わかりやすい基礎講座を目指している。

若手の仕事に対するコトバが成長の芽を摘む

若手現場監督育成支援アーキラーニング
こんにちは!

新人・若手現場監督の教育・育成について
日々研究の藤原です。

 

今朝から、いつもより一時間早く起きるようにしようと、
目覚ましをセットした結果、

目は覚めましたが、ベッドからは出られませんでした・・
明日は、その一歩先、

ベッドから出ることを目標にします(笑)

 

さて、今回は、躯体テーマです。

基礎工事における、鉄筋足場の計画を、
若手が行うときの話です。

若手が計画した鉄筋足場に対して、
上司、先輩がどんなコメント、評価を
するのか・・・

それによって
その若手現場監督の、今後が
左右されることになります。

今回の提言は、

若手の仕事に対するコトバが、成長の芽を摘む!?
です。

特に初めて独力で、
計画したものに対してのコトバ

強烈な意味合いを持つんです。

悪気はないかもしれない
上司のコトバによって、

若手の成長の意欲が
そがれてしまい、

無難な発想しかできない
現場監督になってしまう可能性があります。

あなたの会社の若手が、
そうならないようにするには・・・

自分の経験だけによる、
反射的なコメントをしない!

ようにすべきです。

くわしく書いていきますねー。

 

若手が初めて独力でプランしたとき

基礎工事における、
鉄筋足場の計画を例に話をします。

ふつうは、
いくつかの条件や、過去の見本などの、
資料を与えられて、

「まずは、思うように計画してみて。」

と、指示をうけます。

若手の監督が真面目なら、
一所懸命、考えて、

使いやすい足場計画を
作り上げるでしょう。

あれも、これも盛り込んで。

豊富ではない知識と、
多少の職人さんとのやりとりから、

いろいろ考慮、配慮された
計画です。

自分なりに知恵を絞って
今現在での最高のものですよね。

 

ダメ上司の対応

そういう仕事だということに、
まったく気がいかない人が上司だと、

こういうコメントをしたりします。

「こんな足場、もったいない、いらん」

「何で、ここが〇〇なんだ? おかしいだろ」

「たかが鉄筋足場に、そんなに時間かけて
 どうするんだ、もっとちゃっとやらないと」

などなど。

ベテランであるがゆえに、
当然コスト意識は高いんです。

だから、
まず、コスト削減という発想から入ります

コストを下げる、
一番の近道は、

「やらない」ことですよね。

だから、
鉄筋足場の計画でも、

とにかく手間や材料を減らす・・
ということに注視する。

そして、自分の過去において

多少の無理や不便を、
職人さんに我慢させてきた、

強引に納得させてきて、
なんとなくやってこれた、

そういう変な成功経験がある。

そういうものに照らし合わせ、

自分の思いを、
反射的に発してる・・だけ

コメントをもらった若手にしたら、

「え?いきなりダメだし?」

となります。

 

どのような対応をすべきなのか

結果的に、
若手の計画が、

過剰設備で、
組立てに時間と手間が多くかかり、
計画完成までの時間が予定よりかかっていた・・

としても、

そこにはそれぞれ理由と
計画の根拠があるはずです。

「理由があれば、計画がまずくても
 ヨシとするのか?」

と言われそうですが、

それに対する答えは、
「まずいものは、まずい」
です。

ただですね、
なぜ若手がそうしたのか、
それが、なぜまずいのか?
では、どうするのがよいのか?

その説明が、
絶対に必要だということです。

まずは、
若手の計画の全貌を
受け止める。

つぎに、
それに対するコメント、評価を
行う。

この順序が大事です。

でないと、
大きな問題が起こります。

 

成長の芽を摘んでしまう要因

若手の思いを受け止めずに、
最初に否定的な感想を押し付けた場合、

その若手の成長の芽を摘むことになります。

なぜか?

それは、
「努力は無意味」
という意識を持ってしまうからなんです。

努力して計画した結果が良ければ、
よくできたと評価すればいいし、

努力して計画した結果がまずければ、
その原因を考えさせ、

わからなければヒントを与え、
方向性を修正してあげる。

こういうアフターケアなり、
フィードバックがあれば、

たとえ今回の努力が報われなくても、
次は正しい方向に努力しようと思えます。

しかし、
いきなりの全否定では、

がんばってやったけど、なんなの?
そういうの、最初に言っといてよ・・

というような、努力したことが、
損したような錯覚が芽生えます。

そういうことが、何回もあれば、

どうせダメ出し食らうんなら、
適当に、ちゃっとやっといて、
さっさと指摘受けたほうが早いし・・・

という無気力行動へ
つながっていくことになります。

当然、この状態で、
会社が望む人材への成長は、あり得ません

 

まとめ:
若手の仕事に対するコトバが、成長の芽を摘む

新人や若手が、
初めて独力で何か仕事をするとき、

上司が考える以上に、
新人・若手は、その仕事に力を注いでいます

結果的に、上司の期待するレベルでなかったり、
見当はずれの仕事であったりすることもありますよね。

気をつけたいのは、

その結果に対しての、
上司のコメントや評価です。

古い自分の経験・価値観だけをもとに、
自分本位の感想を、
反射でのみ発信していませんか?

もしそうだとしたら、
そのコトバは、若手の成長の芽を摘んでいます。

指導育成する立場であるなら、
ただの感想だけでなく、

若手の仕事の全容を、
彼らに説明させて、

まずは受け止め、
そのうえで、

評価や方向性のアドバイスを
行うべきなんです。

そのプロセスを守ることで、
若手は安心して、努力して
成長していけるんですね。

今回も読んでいただき、
ありがとうございました。

アーキラーニングは、
若手現場監督の育成支援を通じて、
建設業の未来を切り開きます。

 

 

 

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