若手現場監督の育成支援を通じて建設業の未来を切り開きます

浅めの根切り工事が、なぜかくちゃくちゃになってしまうのは?

藤原 眞哉
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藤原 眞哉
新人・若手現場監督育成支援 アーキラーニング合同会社 代表 現場監督として20年以上のキャリアを積む。 新人・若手の成長には早期の基礎教育が必要不可欠という信念のもと、 世界一わかりやすい基礎講座を目指している。

こんにちは!

新人・若手現場監督の教育、育成について
日々研究の藤原です。

今回は土工事についてのテーマで行きます。

浅めの根切り工事が、なぜかくちゃくちゃになってしまう、、、

これ、そう感じる人は
けっこう多くいるんじゃないでしょうか?

あなたはそういう経験、ないですか?

私はありました。何回も。

「そんな適当な管理はしていない!」
そういう方は、スルーしてもらって結構です。

切梁を架けるような、深い掘削ではなく
1.5mぐらいの浅めの根切りについてです。

結論からいきます。

浅めの根切り工事が、なぜかくちゃくちゃになってしまうのは、、


うすうす感じていますよね?


それは、

とにかくケチるから!

だってかけるお金ないし、、

もちろん、お金の問題もありますが、
もひとつ、あります。

検討する手間もケチるからです。

では、くわしく述べていきます。

仮設にお金はかけられない

根切り工事は、工事のかなり初期に行います。

もともと予算はきびしいので、最初からそんな
お金をかけてられないと、当然考えますね。

しかも仮設だし。

だから単管とベニヤで、簡易土留めをする。

思ったより土圧があって、くずれる。

くずれた土砂を取り除く

搬出土量を少しでも抑えたい

法面の角度を急にする

くずれる

くずれた土砂を取り除く

鉄筋足場もケチるんです。

とにかく通路数を減らす
昇降設備を減らす

通路・はしごのないところを通る

くずれる
けがする

多大な損害

そっちでくずれ、こっちで取り除く。
床もどんどん荒れていくし、

根切り途中なら、まだ対処はかんたんですが、
ケチッた代償は、のちのちまで影響します。

配筋まで済んでてくずれたら、もう大変です。

じゃあ、どこまでお金かけるんだ?
当然そういう疑問に行きつきます。

答えは、
自分が苦労しなくてすむまでコストをかける
です。

さっきいくつか例を述べたように、
ケチるといろいろ問題がでますよね。

そのたびに現場へ行って、どろどろになって
しかも、単純だけど手間だけかかる後始末。

これ、一人現場や新入社員と二人だけだったら
そりゃ大変です。

だから、
自分が苦労しなくてすむだけのコストをかけるべきです。

 

考える手間はもっと大事

もひとつケチってしまうもの。

頭を使うことをケチるのが、一番ダメです。

なぜケチるのか?

やったことあるからです。
何回も経験してるから、深く考える必要性を感じないんです。

ほんとにそうですか?

まったく同じ状況ですか?

それはあり得ませんよね。
同じような・・だけです。

そして、頭を使うことをケチるのがダメな
もうひとつ大きな理由があります。

新人が成長できないんです。

失敗を乗り越えれば成長する!

たしかにそれは正しい面もあります。
しかしそれは、正しい失敗の場合だけという条件付きです。

考えに考えて検討した手を打った、、
でもうまくいかなかった、、

これが失敗です。

頭を使わず、なんとなくの根拠でうまくいかない、
これは、怠慢なんですね。

先輩、上司にとって、何回も経験していることでも
新人、若手にとっては、未知が多いんです。

だから、何か起こっても
検討不十分だと、打つ手の候補が用意できていない。

だからくちゃくちゃになっていくんです。

 

浅めの根切りがくちゃくちゃにならないために

浅めの根切りが、なぜかくちゃくちゃになってしまうのは、
とにかくケチってしまうからでした。

だからくちゃくちゃにならないためには、

お金をケチりすぎず、
自分が苦労しなくてすむ程度にはコストをかける。

同じようだが、実は違うと認識して
頭を使うことをケチらず、
新人、若手といっしょに検討しつくす。

これが大事です。

今回も読んでいただき、
ありがとうございました。

アーキラーニングは、若手現場監督の育成支援を通じて、
建設業の未来を切り開きます。

 

 

 

 

 

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