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施工図の順序を誤ると、すべてが後手になる?!

藤原 眞哉
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藤原 眞哉
新人・若手現場監督育成支援 アーキラーニング合同会社 代表 現場監督として20年以上のキャリアを積む。 新人・若手の成長には早期の基礎教育が必要不可欠という信念のもと、 世界一わかりやすい基礎講座を目指している。

こんにちは!

今回は施工図の順序についてです。

順序を誤ると、すべてが後手になる?!
ということで書いていきます。

すべてがFになるというミステリー小説がありましたが
まったく関係ありません、、、。

ひとつ注意ですが、今回のテーマは、仮設図面は除いての話ですので。

まぁ簡単に言うと、躯体図が先か?、それとも平面詳細図が先か?

という話です。

どちらを先に描くべきか。。
あなたはどっちだと思いますか?





はい、平面詳細図が正解です。

躯体図のほうが先に必要だろ!
という意見もあると思いますが

説明していきたいと思います。

建物は中から外へ決めていく

わかりやすいのは、マンションですね。

間仕切り位置や、キッチン、ユニットバスなどの必要寸法
サッシの位置と壁との関係など。

変な余ったような小壁ができないようにとか、まったく施工誤差を
吸収できないような納まりにならないように、、とか。

室内がきれいに納まるように、もとの設計図からの寸法を多少いじったりします。

これがさきに躯体図を描いてしまうと

つまり躯体ができてきてから平面詳細図を描くということですが、

はい、納まりません。

納まってないものを、無理やりごまかすということに
なってしまいます。

何なの、この壁の段差?、、とか

こんな幅2センチのとこどーやって仕上げるの?、、とか

こっちの出っ張りを直すと、あっちがはみ出るといった
美しくない出来栄えになってしまいます。

タイル割りはほどほどに、、

さらに外壁がタイル張りの建物だったら、、、?

平面詳細図→タイル割り→躯体図

という順番になります。

もちろん、それぞれにここは譲れないという
優先ポイント(たとえば構造的なもの)があるので

行きつ戻りつというのは、多少あります。

で、タイル割りですが、すっきり割れたほうがいいんですが
ほどほどにしないと、時間ばっかりかかってしまうし、

考えすぎたあげく、内部の寸法を犠牲にして、タイルを割るという
愚挙に出てしまう事態になるかもしれません。

よく言われますが、タイルが割れてるかどうかなんて
建築業界の人しか気にしないです。

私もそう思います。

そ・れ・で・も

玄関ドア枠の横が20mmの半端なタイルになってしまった、、
というのは、あまりに情けないですよね。

ほんの少し躯体寸法を調整したら、不具合が消えた。

そうです。不具合を解消する程度の躯体調整であり
タイル割りに留めておきましょう。

 

ちょっと余談ですが、

さっき順番という言葉を使いました。
タイトルでは順序を使ってます。

「順序」と「順番」の違い、調べてみると

「順序」は、ある一定の基準に従って決められた配列

「順番」は、順序の中でそれが占める位置
    順序を追ってその番になること

とありました。

施工図の順序を決める基準は、

「内部、つまり使用目的の機能、美観を優先させる」

ということです。

正しい施工図の順序は、、

生活、活動するための内部を優先に考えると、

最初に平面詳細図、そして適度に検討したタイル割り、
そして躯体図という順序になると思います。

この順序を誤ると、こっちを納めるために

あっちをいじって、、、という具合に

すべてが後手になってしまうということです。

今回は、施工図の順序についてでした。

お読みいただき、ありがとうございました!

 

アーキラーニングは、若手現場監督育成支援を通じて
建設業の未来を切り開きます。

 

 

 

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