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仕上工事でパニックになるな!

藤原 眞哉
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藤原 眞哉
新人・若手現場監督育成支援 アーキラーニング合同会社 代表 現場監督として20年以上のキャリアを積む。 新人・若手の成長には早期の基礎教育が必要不可欠という信念のもと、 世界一わかりやすい基礎講座を目指している。

仕上工事と一口に言っても、その範囲は極めて広くなっています。
狭義の意味では、屋内部分の最終的な見え掛かり、クロスや床部分の仕上を言います。
広義の意味では、躯体工事以外の建築物の部分となります。
タイルや吹付などの外装部分や、壁下地、天井下地、ひいては電気・設備工事まで
含むこととなります。
それぞれの詳しい内容は追々述べるとして、今回は仕上工事の注意点についてです。
・仕上工事ではパニックになるな!
といっても、経験が浅いうちは(ベテランであっても)難しいと思います。
ただその原因がある程度理解できれば、心構えも準備対策もできるようになっていきます。
パニックになる大きな理由としては、
1.職種がやたら多い。
2.時間が減ってくる。
3.未決定事項がある。
これらが代表的です。

1.職種がやたら多い

パニックになる原因として、まず躯体工事と比べて、職種がやたら多くなるのでわけがわからなくなるということがあります。
サッシだ左官だLGSだボードだタイルだ・・・一気に処理する情報量が増えるため、追いつかなくなるのです。
躯体工事の職種は、大工、鉄筋工など数えるほどでしたし、工事の流れもひとつひとつ階段を上るように進んでいくので
直列の処理で間に合っていました。
しかし、仕上工事になると工種も多くなり、かつ複数の工事が同時進行で進んでいくため並列的な処理が必要となります。

2.時間が減ってくる

次に、時間がなくなってくる(残り工期が減ってくる)ため、どんどん焦りが生じてきます。
躯体工事のときでも工程は厳しく、時間的な余裕はないのですが、それでも心理的な余裕はあります。
それが仕上の工程に入ってくると、納期(竣工)が目に見えてせまってきます。綿密な工程を組んで
いれば必ず工期内に完成するはずなのですが、意味なく焦りが生じてきます。最近では職人さんの
人出不足もあり、明日は人数が減ってるかもと綱渡りをしているような感覚になったりします。

3.未決定事項がある

そして、未決定事項があるためスムーズに工事が進まないことがあります。施主の要望であったり
設計事務所のこだわりであったり、とにかく未決事項があると工程通りに工事が進まず、あちらも
こちらも中途半端という状態になります。完了部分が目に見えて伸びていかないため、パニックに
なってしまうのです。

これらの不安要素は、一気に解消というわけにはいきません。大なり小なり付いてまわります。
しかし冒頭に述べたように、原因を理解すればいくらかの手を打つことが可能です。
続きは次回に述べさせていただきます。

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