若手現場監督の育成支援を通じて建設業の未来を切り開きます

若手教育では必須!仕上工事はとにかく先行意識が大事!

藤原 眞哉
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藤原 眞哉
新人・若手現場監督育成支援 アーキラーニング合同会社 代表 現場監督として20年以上のキャリアを積む。 新人・若手の成長には早期の基礎教育が必要不可欠という信念のもと、 世界一わかりやすい基礎講座を目指している。

若手に教えたい、仕上工事での先行意識

若手現場監督育成支援アーキラーニング
こんにちは!

新人・若手現場監督の教育・育成について
日々研究の藤原です。

 

未来は予測するものではない。
自らが創るものだ。
アラン・ケイ アメリカの計算機学者

仕事では、先のことを考えることは
もちろん大事なんですが、

重要なのは、望む結末になるよう、
働きかけ続けること・・かな。

 

今回は、仕上テーマです。

躯体工事から仕上工事へ
シフトすると、

多くの作業が入り乱れることになります。

そんな状況を、
うまくさばいていくために、

新人・若手現場監督に教えたいこと

それが、

仕上工事は、とにかく先行意識が大事!
だということ。

この先行意識が身に付いていないと、
品質低下は免れません!

なぜなら、

先行意識のない現場だと、

職人さんがやり逃げ意識を抱くから!
なんです。

どういうことなのか、
詳しく書いていきますね。

 

先行意識ってなに?

私が考える、「先行意識」は、

他の人より、ほんのちょっと
未来にいる・・ことです。

んー・・SFですか?
と思うかもしれないですね。

当然ながら、存在が未来に
移動するはずもなく、

それは、考え方を言ってるんです。

例えば、
資材を積んだトラックが渋滞で、
予定搬入時刻より遅れそう・・
と連絡が入りました。

「えー、なんでだよー、事故かな?」
「いったい何時に着くんだよ・・」
「こまめに連絡して確認しないと・・」

これは、現在にいるってことです。
状況に反応してるだけですね。

今後の状況は、渋滞次第・・
つまり、相手次第ということです。

先行意識で少し未来に
動いて考えると、

「1時間遅れると、次の搬入とかち合うな・・
 時間ずらせるか確認しとこう」
「あの資材がないと、A作業が止まっちゃうな。
 B作業できるように段取りはじめるか・・」

こんな風に、少し未来はどういう変化が
起こるか予測する

そして、不具合が起こりそうなら、
対処を考え、実行する

これが先行意識です。

大事なのは、予測で終わらないことですね。

では、実際の仕上工事では、
どのように考えていくか・・です。

 

仕上工事は、次作業へスムーズに進める

仕上工事では、
A作業があって、
B作業やって、
C作業が終わらないと、
D作業が取り掛かれない、

というように、各作業が
関係しあってます。

そして、A・B・C・D各作業も、

〇号室やって、△号室やって、
途中で□ホールを終わらして・・

という具合に、次へ次へと
作業エリアを変えていくんですね。

工程計画をよく考えて、
各工事がスムーズに流れるようにした

しかし!
それだけでは、工事は流れていきません。

各工事、作業が、
スムーズに流れる環境作りが
大切なんです。

その環境作りとは、

作業を止めてしまう要素を、
限りなく排除すること!

その状態を、
現場監督の先行意識によって、
つくることなんですね。

・不要な資材が放置されてる
・仮設設備が整っていない
・必要資材が揃っていない
などなど。

作業がスムーズに流れない要素は、
いくらでもあります。

それを、事前に排除、解消しておくことが、
仕上工事では重要なんです。

 

新人・若手に先行意識を持ってもらう

仕上工事をスムーズに進めるために、
先行意識が必要だ・・・

で、
それを新人・若手に持ってもらわないと
いけないわけです。

「先行意識が大切だ。
 しっかり考えろよ!」

まさか、この一言で、
教育したとはいえないですよね(笑)

では、
どういう風に教えていくのが
いいんでしょうか?

シミュレーションと
現地確認ですね。

具体的には、
工程表を使います。

工程表のある作業について、
・作業に必要な資材
・作業に必要な前作業の程度・状況
・作業を止めてしまう要素

などを、思いつくまま
言ってもらう。

次に、実際に現場に行き、
リアルな状況を見ながら、確認する。

不足していた要素もあるだろうし、
関係ない要素もあるかもしれません。

そういう模擬を行って、
なおかつ、

実際にその作業が行われるときに、
良好な環境がつくれているか確認です。

ここで大事なのは、
新人・若手に、まずは考えてもらうことです。

最初から、現場で段取りを教えるよりも、
たとえ過不足があっても、
間違っていても、

自分で意識して想定させる訓練が
大切なんですね。

 

先行意識なく、行き当たりばったりの現場では・・

さすがに、
行き当たりばったりで現場管理は
やりませんが、

ときには、段取りが間に合わなかったり
すること、ありますよね。

その場合、
現場は、複数の職種が
入り乱れ、資材は散乱し、

作業効率も非常に悪くなります。

そうすると、
職人さんは、とにかく作業こなして、
この悪環境から脱したいと考えます

なので、
品質も最低限となってしまうんです。

 

若手教育では必須!仕上工事では先行意識が大事!

単発の作業であれば、

少しの不具合があっても、
なんとか解決できるでしょう。

しかし、
多くの職種、作業が同時進行する、
仕上工事では、

少しの不具合、作業環境の不備が、
大きな損失を生むことがあります。

未然に防ぐためにも、
新人・若手現場監督には、

しっかり教育しておきたいこと。
それは、

仕上工事では先行意識が重要!

だということ。

スムーズに作業が進められるように、
少しだけ未来にいって、

作業の阻害要因を、排除する

環境整備が間に合わず、
劣悪環境で作業するなら、

品質低下は免れません。

しっかりと、先行意識を
教育し、身につけてもらう。

それが仕上工事をスムーズに
進め、品質確保できる条件なんです。

今回も読んでいただき、
ありがとうございました。

アーキラーニングは、若手現場監督の育成支援を通じて、
建設業の未来を切り開きます。

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