こんにちは!
新人・若手現場監督の教育・育成について
日々研究の藤原です。
まだ風邪が治りきってないので、
朝起きると体が重いです。
動いてると楽になるんですけどねー
今回は施工図の業者製作図の話です。
施工図には、自社が用意する施工図と、
業者が用意する製作図がありますよね。
平面詳細図などが先行して作図できていれば、
業者はその図面を参考にして描いてきます。
でも、多くは設計図を参照して
描いてくる場合がほとんどなので、
一からチェックすることになります。
この製作図チェック、
担当は主任などのある程度のベテラン社員の仕事ですが、
新人だって、いつかはチェック業務を
始めなければなりませんね。
そこで、
新人・若手現場監督に初めて製作図をチェックさせるとき
心がけることがいくつかあります。
もう初めてチェックしたときのことは
忘れてしまいましたが、、
そのうちのひとつは、
↓
↓
当たり前のことですけど、
↓
↓
お手本・見本を与える!
そんなことかよーと思いましたか?
じゃああなたはチェック見本を
渡してるんですね?
それはないけど、
最初に丁寧に教えてるよ!
そういう反論が聞こえてきそうです。
では、なぜお手本・見本を与えるのか?
理由は、
経験の蓄積がないことを教えてもらっても
すぐに忘れてしまう、、、からです。
だから忘れたときに
見返すお手本・見本が必要なんですね。
いくら丁寧な説明でもすぐに忘れる
ある程度の経験があって、
補足的なアドバイスであれば、
それは腑に落ちて
簡単には忘れないでしょう。
でも、新たな知識をこれから覚えるという、
そういう状況だとしたら、
まず忘れるのが普通と思ってください。
どれだけ丁寧に説明しても、
覚えられるのはごく一部です。
この問題を解決するには、
回数しかありません。
でも、毎回毎回そんな丁寧な説明
やってる時間ありますか?
ないですよね?
そうすると教え方がだんだん雑になって
苛立ちがにじんでくるかもしれません。
それは尋ねる新人現場監督も感じ取りますよ。
そうすると、もう気軽に聞いてはこなくなります。
中途半端なままチェックを進め、、、進めばいいですけどね。
チェックの終わった製作図を先輩が見返すと、
なんじゃこれーとなる可能性が高いです。
だからお手本・見本が必要なんです。
過去のチェック図に、注意点なんかを
加えたものを渡すのも効果ありますね。
それでもわからないところが
でてくるでしょうから、
その時は覚悟を決めて、じっくり
教えてあげましょう。
よいお手本は財産になる
口で言ったことは、
その場ではすごくタメになった気がします。
でも時間がたつと、どんどん薄れ
いくらも記憶に残りません。
だから文字でも図でもいいので、
物を使って教えるのがよいです。
何度も見返せるし、それは
蓄積させることができます。
また次の後輩へと使える
かもしれませんしね。
新人・若手現場監督に初めて製作図をチェックさせるとき心がけること
口頭での一回の丁寧な説明より、
お手本・見本を与える!
なぜなら、聞いたことは
どんどん忘れてしまうので、
見返すことができる資料が必要だし、
良いお手本は、蓄積できる財産となるから、、、です。
教える人は、最初に手間をかけてあげることが
とても大切ですね。
今回も読んでいただき、
ありがとうございました。
アーキラーニングは、若手現場監督の育成支援を通じて
建設業の未来を切り開きます。