若手現場監督の育成支援を通じて建設業の未来を切り開きます

人材育成をどう考えるか、投資?経費?

藤原 眞哉
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藤原 眞哉
新人・若手現場監督育成支援 アーキラーニング合同会社 代表 現場監督として20年以上のキャリアを積む。 新人・若手の成長には早期の基礎教育が必要不可欠という信念のもと、 世界一わかりやすい基礎講座を目指している。

人材育成は投資か経費か

若手現場監督育成支援アーキラーニング
こんにちは!

新人・若手現場監督の教育・育成について
日々研究の藤原です。

 

先日読んだ本に、
大事なことを伝えるための、
「コツ」について書いてありました。

それは、できるだけシンプルに伝える。
ギリギリまで余計なコトバをそぎ落とす・・・

ようするに、それ以外の意味では
伝わりようがないとこまで、削るということ。

ついついコトバを足したくなりますからね。

 

はい、今回は育成その他テーマです。

会社の新人、若手を
講習行かせたり、研修受けさせたり、

そういう人材育成の活動について、

あなたは、どう考えますか?

という話です。

会社内で行うにしても、
外部委託するにしても、

手間やお金がかかります。

人材育成のコストを、
投資と考えるか、
経費と考えるか、

この違いはとても大きいんです。

結論をいいます。

投資と考えるなら、
成長に限界はなく、
大きく飛躍することができる。

経費と考えるなら、
よくて現状維持、最悪退行していきます。

詳しく書いていきますね。

 

人材育成は手間とお金がかかるもの

自社の中で完結させても、
アウトソーシングを活用しても、

人材を育成するには、
手間とお金が必要です。

自社内で完結する場合、
手間に多くの比重がかかります。

育成のカリキュラムやプログラムなどの、
教育のための資料を作成したり、
育成計画の立案をしないといけない。

教育・指導を行う講師、
この場合、社内の人間が行うことになります。

その講師にしたって、いきなり
講義したりできません。

講義者のための研修や教育が、
前準備として必要ですよね。

そのほかさまざまな
細かい作業がありますが、

非常に多くの時間と手間が
取られるわけです。

アウトソーシングにすれば、
上に述べた多くの手間が
省略できますが、

当然外注費がかかります。

今、新しい人材を育てようとすれば、
多くの手間、お金がかかるのが
当たり前なんですね。

 

過去においての育成(20~30年前)

今現在、会社の経営者や、
かなり上の管理者が、

若かった時代はどうだったか?
というと、

これまで建設会社では、
そういうこと、

つまり、講習や研修ということに
手間、お金をかけずに、

現場でのOJT(オンザジョブトレーニング)
で多くをまかなってきました

過去においてこの方法が
有効だったのは、

人員と時間に余裕があったからです。

今考えると、現場の監督の数は、
今の、1.5倍くらいいたかも。

例えば、
今3人の現場なら、昔は5人。
今5人の現場なら、昔は7人か8人いましたよね。

工期もお金も今よりは
ゆるかった。

だから、
現場でじっくり先輩についていれば、
ある程度成長できたわけです。

まさに、
いい意味で「習うより慣れろ」という
システムがうまくまわっていたんですね。

しかし、
今やどこの現場も予算、人員がガチガチで、
昔みたいな余裕はまったくありません。

だから、
効果的に人を育てるには、
「慣れ」に頼っている時間はなく、
体系的な育成システムが必要であり、

それには当然お金がかかってしまうわけです。

 

かかるモノについて、投資と考える

なにをどうしたって、
かかってしまうモノについて、

会社として、
経営者として
どう考えるか・・・

それによって、
その後の道筋や結果は、
大きく変わっていきます。

まず、
「投資」と考える場合。

人を育てる、
特に、新人・若手を育てる場合、

なかなか結果が出なかったり、
結果が出る前に、会社をやめてしまったり・・・

かける労力やお金の割りに、
成果が出にくいかもしれない。

それでも、
会社の存続、成長のためには、
新人・若手の成長が不可欠と考えている。

人材育成にかかる、
手間やお金は、
未来の成功のための、投資である。

そういう強い決意や、
理念があるなら、

よりよい育成法を研究したり、
新人・若手の成長をあたたかく、

じっくりと見守る・・

そういうことが自然とできますよね。
なかなか芽がでなかった、若い子が、

ある時期からぐんぐん伸び出した・・
そういうことを楽しみにできる余裕があります。

ようするに、
育てる側は、人材の成長に対して、
期待と包容力を持っている。

そして、
新人・若手は、そういう
伸びやかなあたたかい環境で、
じっくりと自身を成長させていけるんですね。

 

かかるモノについて、経費と考える

逆にですね、
講習や研修にかかる手間やコストを、
「経費」と考えるならば、

それは、
できるだけ削減したい、
少なければ少ないほうがいい・・・

そういう対象となります。

もちろん、
余計なお金はかけないに越したことは
ないんですが、

どうしても、
短期的な思考、視点になりがちです。

いついつまでに、明確な結果がでなかったら、
この計画は中止・・・とか、

それだけのコストをかける、
理由、意味が見当たらない・・・とか。

教育や育成というものに対して、
効率や、合理性、短期的な成果・・・

そういうものを求めていくわけです。

そういう会社、経営者だと、

新人・若手に対して、

いつだ?まだか?
どうしてダメなんだ?

そういう評価というか、対応に
なってしまいます。

こういう萎縮するような環境
育成されても、

いい結果がでるとは
考えにくいですよね。

 

まとめ:人材育成をどう考えるか、投資?経費?

社員を育成するとき、

特に新人・若手を育成しようとするなら、
多くの手間、時間、お金がかかります。

同時に、育成の出来不出来によっては、
会社をやめてしまうリスクもある。

そういった難しい問題を併せ持つ、
人材育成という活動に
かかるコストについて、
どう考えるか。

「投資」と考えるなら、
会社の未来を支えるのは、
育てるべき新人・若手であり、

大きな期待と包容力で、
じっくりあたたかく成長を見守ることができる。

そのため、
新人・若手は、萎縮することなく、
限界なく成長できる可能性があります。

逆に、
「経費」と考えるならば、

人材育成とは、できるならお金をかけたくない、
費用削減の対象であるわけです。、

また、
かけるコストに見合った成果を、
短期で達成するべくプレッシャーが
かけられます。

そのため、新人・若手には、
常に重圧がかかり、大きな成長よりも、
目の前の小さな結果を出すことに
注力するようになる。

いつか、そういう会社に対して、
見切りをつけるかもしれない。

会社、経営者が、
同じコストについて、どう考えるかで、

会社と、そこに属する人材の未来は、
大きく変わるということです。

今回も読んでいただき、
ありがとうございました。

アーキラーニングは、
若手現場監督の育成支援を通じて、
建設業の未来を切り開きます。

 

 

 

 

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