こんにちは!
新人・若手現場監督の教育・育成について
日々研究の藤原です。
今回はSQDC管理です。
Safety Quality delivery Cost ですね。
その中の工程についてなんですが、
工程管理で大事な、昼の作業打ち合わせについてです。
新人現場監督も、いつかは自分で司会をして
場をまとめないといけません。
とはいっても、最初はもたもたするし、
わからない作業もあるし、、、
段取りだってわからない。
そこで、
新人現場監督が作業打合せをうまくできない理由とその対策
について述べていきます。
理由・対策はたくさんありますので、
今回は、比較的かんたんに対処できるものを
ひとつ取り上げます。
新人現場監督が作業打ち合わせをうまくできない理由
それは、
時間がかかって焦るから
です。
そしてその対処法として
↓
↓
↓
↓
自分で書かない
これは複数の「かかない」の意味を
含んでます。
打ち合わせに時間がかかる理由
大きな原因は、
段取りができていない、ということですね。
この場合の段取りとは、
1.各作業の進行状況を把握
2.明日の作業を予測
3.明日の作業内容を書かせておく
など。
とくに1番の、各作業の進行状況を把握
これが基本。
打合せ前に30分くらいで、さーーっと現場を
見回るだけでいいんです。
これを怠ると、当然2番ができませんから、
打合せの下地がゼロ状態になるということです。
そうするとどうなるか?
作業予定を発表されても、頭に入りません。
聞き流し状態になってしまうんですね。
だから、
ん?それちょっとまてよ、こうでしょ?
みたいな感じで、違和感や不具合を
その場その場で微調整できない。
そして、あとからいろんな問題が
出てきて、わいのわいのとなって時間が押す、、、
そういう事態になっちゃうわけです。
そして3番。
これは単純に打合せで順にゼロから発表してもらうと
時間がかかるので、書いてもらった内容を
司会者が読んでいくほうが良いということです。
できればホワイトボードみたいな大きなものに
書いておいてもらったほうが、
みんなが事前に見れるので、いいたいことが
前もって考えられる利点がありますね。
一人発表するごとに、関係職が
いやそれだと、、、みたいな感じだと
ほんと進みませんから。
自分で書かないとは?
さきほど述べた内容から、
司会者みずから作業内容を聞いて、
それを書いていると書くことでいっぱいいっぱいで
心理的にも焦ります。
事前巡回で把握した内容をもとに、
予測した内容とギャップがあるか、
それを確認していくのが打合せの手順となります。
もうひとつの書かないは、「描かない」です。
できれば毎回配置図に、
発表された作業エリアを描き込んで、
安全掲示板に貼りだしておくのがよいです。
そのための配置図への描きだしを、
自分でしないということ。
別の職員とか、所長と二人現場なら所長に
描いてもらう。
とにかく新人監督で慣れていないうちの司会は、
進行以外の作業をしないこと。
すべてを作業内容確認に使える段取りを
することが大事です。
新人現場監督が作業打合せをうまくできない理由とその対策
理由のひとつは、
時間がかかって焦るから。
ではその対策は、
自分で書かない。
つまり、
書かなくてもよい段取りを
しておくこと、、となります。
もちろん、うまくできない理由は、
ほかにもたくさんありますので、
また取り上げたいと思ってます。
今回も読んでいただき、
ありがとうございました。
アーキラーニングは、若手現場監督の育成支援を通じて
建設業の未来を切り開きます。