伝えたいことが多すぎて、大事なことが伝わらない!


※この写真はイメージです。

こんにちは!

新人・若手現場監督の教育・育成について
日々研究の藤原です。

今朝から雨です。
気のせいか、肩もこってるような、、

気分を変えて、いきます!

今回は、

伝えたいことが多すぎて、大事なことが伝わらない!
というテーマについてです。

先日とあるセミナーに参加してきました。
人材育成についてです。

人手不足の原因分析と育成の方向性を学ぶ
そんな感じの内容です。

さっきも言いましたが、

たぶん、講師の方が言いたいことの
半分も伝わりませんでした。

言い方を変えると、

情報は発信されたが、
心に響かず記憶に残らなかった。

というのが正直な思いです。

どうしてそう感じたのか?


おそらくそう感じたのは
私だけではないはず。


情報が多すぎて、かつ
焦点が絞られていない!

多くのことを語っていただきました。

でも、終わったあと
もやーっとした思いだけが残りました。

これは会社の中で、研修とか行う場合も
気をつけるべき点です。

くわしく述べていきます。

 

資料に情報が多すぎる

各ページに、図や表、グラフ、説明文。
ぎっしりでした。

挿絵もけっこう使われてましたね。

正面のプロジェクターでも同じ内容なんですが、
諸事情で紙面化できない資料もプラスアルファで映されます。

ひとつひとつの図表の説明をしながら、
文章も読み上げていきます。

うーん、これは何のグラフかなー
なんて考えてるうちに、

どんどん進んでいきます。

また、ある分析手法の図が出てきたり、、
私が知らないだけで、有名なんでしょうか?

まったくその解析図の説明はなく、
どのように利用するのかもわかりません。

そんな感じで、だーーーっと進んでいきますが、
なにせ、参考資料が多い!

だから、説明も浅く、大事なのかどうなのか
よくわかりません。

ちょっと、お腹いっぱいって感じでした。

たくさん伝えたいという気持ちは
わかりますが、せめてこれは大事!とか

メリハリがないと、
心に留めなくていいんだなーと
無意識に判断してしまいます。

 

情報が古い

図やグラフ、統計などの資料が
ちょっと古いかなー

ほとんどが10年以上前のデータ。
なかには1990年代のものも。

あらを探して責めてるつもりは
ないんです。

でも、せめて2.3年前くらいまでの統計とか
情報じゃないと。

受講者は、昔はそうだろうけど
今はどうなんだ?

そう感じます。

これだけITが普及してる現在、
いくらでも調べる先はあるでしょう。

根本の考え方や、思想がどれだけ素晴らしくても
古い裏付けのせいで、考え方まで古いと判断される
かもしれません。

実際、私が感じたのは、

この資料、いったいいつ作ったんだろう、
その時から講義内容かわってないのかなー

でした。

 

で、結論は?

一番強く感じたのは、
結論はなに?  でした。

資料も、話す内容も、
すべて同じ比重というか、

強弱がないというか、
ズバッと、これが大事なポイントだ!

そういう部分がありませんでした。

なんとなく、こういうことかなー
これが、一番言いたかったのかなー

こちらの推測です。

もしかしたら、
ポイントは各人が見つけてください。

そんな趣旨のセミナー?
いや、違うでしょう。

これは、私も大いに気をつけたいと
思いました。

たくさん伝えたくて
どれも大事なことばかりだよ。

それでは、どれひとつ大事だと伝わらない。

 

伝えたいことが多すぎて大事なことが伝わらない

すべて大事。
その気持ち、わかります。

でも工夫して伝えないと
大事と思ってもらえません

情報が多くて、かつ
焦点が絞られていない。

そうすると、情報の受け手が
独自で優劣をつける、、

もしくは、すべて重要でない

そういった判断をします

結果、伝えたいことが
不十分にしか伝わらない

最悪、まったく伝わらない。

そうならないために、

もっとも伝えたいことを際立たせる、
その工夫を怠ってはいけないということですね。

今回も読んでいただき、
ありがとうございました。

アーキラーニングは、若手現場監督の育成支援を通じて
建設業の未来を切り開きます。

 

 

 

 

 

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