こんにちは!
新人・若手現場監督の教育・育成について
日々研究の藤原です。
新聞に、こどものイヤイヤ期について
いろんな親のコメントが載ってました。
私はこれから体験することになるんですが、
どういう心構えをしておけばいいのか・・
ちょっと考えましたね。
結論としては、覚悟を決める!
イラっときて怒ったり、無視したり
しない。
あるがままに受け入れる、覚悟をもつ。
と、今は思いました(笑)
さて、今回の話は、育成その他テーマで、
前回の続きとなります。
題して、
若手現場監督の教育に効く、
4つのポイント、その2!
です。
忘れてしまったかたは、
以下のリンクからまた読んでみてください。
↓↓↓↓前回記事
若手現場監督の教育に効く、4つのポイント!
どういう話だったか、さらっと
復習します。
会社の若手に、教育や研修を
受けさせる場合、
これは受動的な学習です。
つまり受け身ということです。
自発的な学習と違って、
受け身学習の場合、
漫然と講義を行っても、
効果的な学習に、ならない場合が多いんです。
では、どうすればいいのか?
講義側が意識すべき、
4つのポイントがあるんです!
それは、
・注意(Attention)おもしろそうだな
・関連性(Relavance)やりがいがありそうだな
・自信(Confidence)やればできそうだな
・満足感(Satisfaction)やってよかったな
この4つなんです。
これは各ポイントの英語の頭文字をとって、
ARCSモデルと呼ばれていて、
アメリカの教育工学者、ケラー博士が
提唱したものなんですね。
前回は、
最初の2つ、
・注意(Attention)
・関連性(Relavance)
について書きました。
前回記事は⇒こちら
今回は、
・自信(Confidence)
・満足感(Satisfaction)
について書いていきますね。
ちなみに、今回の記事も
以下を参考にしています。
引用文献:鈴木克明 井口巌 「独学を支援する教材設入門」
自信⇒やればできそう・・とは
学習に意味を見出して、「やりがい」を感じても、
今自分がやってることについて、
成功する可能性が、まったくなかったら、
「やる気」はでませんよね。
これからはスマホで管理と言われても、
「自分には無理」とか
「やってもぜったい挫折する」と思えば、
避けて通ってしまうんです。
そこで重要になってくるのが、
「やればなんとかできる」という、
成功への期待感、
つまり、
「自信」の側面なんですね。
学ぶというのは、未知への挑戦なので、
最初から絶対的な自信は持てません。
「やってもムダ、どうせ失敗する・・」と思えば、
意欲も失ってしまいますよね。
ではどうするか、
最初は、どんなやさしいことでもいいので、
「うまくいった」という成功体験を重ねるんです。
成功したのは、自分が努力したためだと思えれば、
「自信」も徐々に高まります。
最初は、
「やればできる」というやさしい問題に取り組み、
慣れてくれば、
チャレンジ精神を刺激することに取り組む、
そういう流れが大切なんですね。
満足感⇒やってよかった・・とは
第4の側面として、
「満足感」が大切だとされています。
これまでの努力を振り返り、
・自分に実力がついた・・
・講師、先輩にほめてもらえた・・
・自分の努力が正当に評価された・・
などと感じられれば、
「やってよかった」という「満足感」が得られ、
次への学習意欲につながります。
でも、
・せっかく努力したのに、たいした成果が得られなかった・・
・これまでの努力がムダに終わった・・
というような不満が残れば、
またやってみよう!
という気持ちにはならないんです。
学習意欲は、
「持続させる」ことが難しくて、
しかもそれが重要でもあります。
だから、
努力が報われる配慮が必要なんですね。
・課題を出したら、必ずフィードバックする
・首尾一貫する
・できたことを評価する
など、ささいなことが
「満足感」につながるんです。
現場監督の教育に効く、4つのポイント
会社の新人、若手に対して、
社内教育や研修を行うことは大切です。
でも、ただ漫然とやればいい、
というものではありません。
ヘタすれば、今後の学習意欲を
刈り取ってしまうかもしれないんです。
受け身な学習者に対しては、
必ず意識しないといけないことがあります。
若手現場監督の教育に効く、4つのポイント!
これは、
アメリカの教育工学者、ケラー博士が提唱したものです。
その4つのポイントとは、
・注意(Attention)おもしろそうだな
・関連性(Relavance)やりがいがありそうだな
・自信(Confidence)やればできそうだな
・満足感(Satisfaction)やってよかったな
です。
この4つの側面を意識して、
講義、講習の戦略を立て、
実践することが、
効果的な育成教育につながるんですね。
今回も読んでいただき、
ありがとうございました。
アーキラーニングは、
若手現場監督の育成支援を通じて、
建設業の未来を切り開きます。