新人・若手現場監督の研修は、〇〇させて完成する!

若手現場監督育成支援アーキラーニング
こんにちは!

新人・若手現場監督の教育・育成について
日々研究の藤原です。

 

6歳の子供に説明できなければ、
理解したとはいえない。
アインシュタイン ドイツの理論物理学者

相手の知ってることばで
説明するには、

自分の中で、分解して
また組み立てられないといけない・・・

はい、今回は育成その他テーマです。

社内教育や研修で、
新人・若手を指導して成長させる。

教える側もが学習側も、
大変な手間や時間がかかってます

だからこそ、

なんとか効果のある
教育・研修にしたいですよね。

研修などの講義終了後、
現場や実務に戻って、

即、成果がでるか・・・

いやいや、
じっくり見ていく必要があります。

でも、学習者のなかで、
教えられたことが、徐々に芽をだすのか、

はたまた、種すら蒔かれていないのか・・

どうやって判断すればいいんでしょうか?

少なくとも、
学習者が教えたことを理解できたか、
わかったような顔で、ぜんぜんわかっていないのか、

確かめる方法があります。

というかですね、

新人・若手現場監督の研修は、〇〇させて完成する!

これをやらないと、
教育・研修は、未完成で終わってしまうんです。

それは、




アウトプットさせる!
ということです。

なぜなら、
アウトプットするためには、

理解できているという
状態が必須だからです。

では、詳しく書いていきます。

 

記憶し続けるには、理解しないといけない

少し前の記事で、
長期記憶の話をしました。

あることを、長く記憶し続けるには、
意味と紐付けすると効果があるという話です。

世界保健機構=WHOという略語を
そのまま覚えるよりも、

世界保健機構=WHO
=World(世界)Health(保健)Organization(機構)

と知ってる単語に
ちゃんと意味付けして覚えたほうが、
忘れにくいということです。

つまり、
理解するというのは、
専門的な内容を

自分の知ってることば
どれだけ結び付けできるか

ということにかかってます。

わからない言葉があれば、

知ってることばに変換できるまで、
どんどん分解していかないといけない。

専門用語を、
英単語のように記憶しても

ことばの意味がわかってなければ、
長くは覚えていないし、

そもそも使えない知識
わけですよね。

 

理解させると理解できる

なんでしょうか、
禅問答のようなことばですが(笑)

これはですね、
他人に理解させることができれば、
自分でそれを理解できていることになる

ということです。

A「これってどういうこと?」
B「これは〇〇について言ってるんですよ」
A「〇〇?なにそれ?」
B「〇〇は〇〇ですよ!」

なんなのこの会話って感じですが。

Bさんは、〇〇を自分が知ってる
ことばで理解してないので、

それ以上分解して説明できないんですね。

自分の趣味で、本を読んで新しいことを
インプットした。

インターネットで、情報を仕入れた。

個人で完結するならいいですけど、

仕事って、他人とのかかわり無しには
成立しません

指示を与えたり、報告したり、

情報や知識を発信して、
理解してもらわないと、

機能していかないですよね。

だから、
理解させるために、自分が理解しておくことが
非常に重要なんです。

 

教育・研修内容をアウトプットする・・とは?

そこで、アウトプットなんですが、

社内教育や研修で学んだことを、
アウトプットするには・・・

手っ取り早いのは、

学習したことを発表してもらう!
ことです。

会社の同僚や、上司、社長の前で、
プレゼンテーションしてもらう機会をつくる!

これはけっこうなプレッシャーになります。

総合力が試されますから。

うまくプレゼンできないかもしれません。

いや、できないでしょう。

それでも、できないことを
厳しく追究してはいけません

理解できているか、
うまく他人に発信できるか、

という確認なので、
よく理解できてる点、
理解不足な点、

それを見つけてあげる場としてのみ
行うことが大切です。

なんでできないんだ!
という叱責は絶対NGです。

 

新人・若手現場監督の研修は、〇〇させて完成する

新人・若手に、講習や研修をして、
その後現場や実務に放り出す・・・

ちょっと言葉は悪いですが、
結果としてそういうことになってます。

学んだことをどの程度理解しているか、
確認する機会が必要なんです。

つまり、
教育や研修は、アウトプットさせて完成する
ということです。

自分の知ってることばに
意味付けすることで、

正しく理解でき、
他人に理解させることができる、

そういう発信、アウトプットができて、

ようやく効果がでた
となるんですね。

今回も読んでいただき、
ありがとうございました。

アーキラーニングは、若手現場監督の育成支援を通じて、
建設業の未来を切り開きます。

 

 

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