新人・若手の成長は、教育終了後の〇〇にかかっている!?

 

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こんにちは!

新人・若手現場監督の教育・育成について
日々研究の藤原です。

 

物事は、もっとやってみれば、
もっとできるものである。
ウィリアム・ヘイズリット イギリスの著述家

やる前に、あれこれ想像してみるよりも、
とにかくやってみれば、思ってたより
できる・・・かも。

 

今回は、育成・その他テーマです。

社内教育や研修など、
新人・若手を育成する場合、

その教育したとき、
研修を受けたとき、

そこで終了になってませんか?

新人・若手の成長は、教育終了後の〇〇にかかっている!?

クイズみたいになってしまいました。
ちょっとだけ考えてみてください。

〇〇とは?

さっさと答えを言います。

それは、「サポート」です。

新人・若手の成長は、
教育終了後のサポートにかかっています。

その理由は、

わからないことは、後から出てくる!
からなんです。

そのときの対応次第で
成長度合いは、大きく変わります

詳しく書いていきますね。

 

教育直後は、お腹いっぱい?

社内教育や、研修を受けた直後は、

教えられた内容が、頭いっぱいに
詰め込まれていて、

細かい内容の精査は、後回しです。

お腹いっぱい食べたときのように、
満足感を感じていますが

消化されて、栄養になるには
時間がかかります

教育・指導を受けたときも、
そのときは理解できたつもりでいますが、

本当に身につくかどうかは、

もっと後にならないと
わからないんです。

 

わかったつもりが、わかってないことも

で、しばらくして、
教えてもらった内容と関係する実務を
やることになって、

「うーん、こういう意味だったかな・・・」とか、

「ちょっと確認したいなー」とか、

受講時点では、すっかりわかったつもりで
いたのに、

実務では使えないレベルだった・・
というのは、よくある話です。

それを何回も復習したり、
繰り返しやってみることで、

ようやく身に付いてくるんですよね。

 

忘却曲線って聞いたことありますか?

記憶の定着の度合いとか、
一日で7割忘れちゃってるとか・・・

これ、正確には、
時間の経過とともに、
再び記憶する負担割合のグラフなんですって。

つまり、
縦軸に節約率、
横軸に時間経過というグラフなんですが、

20分後に節約率58%まで下がってる・・
というのは、

20分後、再び完全に記憶するまでの
労力(負担)が、

1回目の42%(100-58=42)で
済む・・ということです。

だから、1週間後では、

節約率が25%くらいになってて、
再び覚えるのに、

最初の75%くらいの労力が
必要ってことです。

※あくまでも目安であり、個人差があります。

忘却曲線

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    超図解ズーミングより引用

何が言いたいかというと、

習った直後から、どんどん忘れていくということ、

そして、
復習は早いほど、労力が
少なくて済むってことです。

 

なかなか忙しい上司には聞きずらい

で、一回習っただけでは当然
身に付かないので、

復習なり、再度(再々度)確認が
必要となるんですが、

講義や、研修の場でさえ
なかなか質問とかできないのに、

日常業務に戻った、超多忙な上司・先輩に、
改めて尋ねてくるでしょうか?

短い解答となるような、
ちょっとしたことなら質問してくるでしょう。

それが、講義の復讐のような、

30分、1時間とまとまった時間が
必要となるようなボリュームだったら・・・

新人もためらいますよね。

そして、自分でちょこちょこっと
復習なり自己学習するんでしょうけど、

肝心のポイントが、
教える立場の人ほど深く理解できません

自分で理解できることばに変換できないからです。

で、中途半端な理解で、
終ってしまうわけです。

 

新人・若手の成長は、教育終了後のサポートにかかっている

新人・若手は、もともとの
情報量・経験の絶対量が少ないので、

ベテランが研修を受けて
身につける効果とは各段の差があります。

教育直後は理解できたつもりでも、
時間の経過とともに、

あいまいな情報となっていき、
実務に応用できなくなります。

当然、復習、繰り返しの学習が
必要なんですが、

業務多忙の上司に、なかなか
時間をとってもらいにくかったりします。

だからこそ、

教育する側、研修する側は、

教育のあとのサポートを
強く意識して行う必要があります

こまめな問いかけ、
定期的な復讐の機会
そして、何度でも教えるという気概

これらのサポートを行うことによって、

新人・若手の成長が、確固たるものへと
変わるんですね。

今回も読んで
ありがとうございました。

アーキラーニングは、若手現場監督の育成支援を通じて
建設業の未来を切り開きます。

 

 

 

 

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