アーキラーニング合同会社代表 藤原眞哉
建設業は、現在危機的状況にあると言えます。
建設業における若年層(29才以下)の割合は年々低下し、現在10%程度で推移しています。
少子高齢化の社会構造が変わらない以上、この割合が増えていくことはありません。
企業としては、今いる若手、これから入社してくる新規人材をなんとしても確保し続けていく必要があります。
しかし希望に燃えていた初志を貫徹できず、やめていくものが後を絶ちません。
この状況が続けば、多くの建設会社は存続できなくなります。
しかし建設業の未来を切り開く、その方法は存在します。
なぜ若い人材がやめてしまうのでしょうか?仕事のきびしさに対して報酬が少ない?
休みが思ったように取れない?確かに原因のひとつではあるでしょう。
それでもやめずに建設の仕事を続けていくものもいます。
両者の違いは何でしょうか?
それは「私は建設の仕事をしている」という実感です。指示されて何もわからず作業をしているのではありません。
この実感、やりがいとも言いますが、どうすれば持てるのでしょうか?
それは早い段階での基礎教育です。
なにもわからないまま現場に出て自然に覚えていく、そんな余裕は今の時代にはありません。習うより慣れろといった時代は終わりました。
これからはどんどん習って、自分がやっていることを理解し、成長の加速度をあげなければなりません。
若手に対して、現場で活きる知識・ノウハウの適切な教育を提供する。
それが建設業の未来を切り開く方法です。
アーキラーニングは、若手現場監督の育成支援を通じて、建設業の未来を切り開きます。